Abe=toukaが壊れる所

私が常に暴走してます。

小説書きますwww 最初の題名じゃないですw

――誰にでも、秘密くらいあるよね。

 

*****

 

騒がしい教室。

みんなが昨日のテレビ番組だとか、恋バナだとか。

そんな中、私は一人でボーッとしていた。

「悠依ちゃ~ん」

一人の女子が、手を軽く振りながら歩いて来た。

愛理ちゃん。なんとなくほわーっとした感じの女の子だ。

「ん?どうしたの?」

「いやぁ、何でもないよ~」

「あ、何でもないの…」

この通り、天然ボケをよくする。

私がツッコむとあははぁ、と笑う。

いつでもほんわかしてる子だ。

「う~ん、ごめんね~おかしいよね~」

「ううん、大丈夫だよ。」

「そっか~、よかった~」

「よぅ、悠依。」

男子みたいな口調のこの子は晞衣。

幼馴染みで、そのせいか腐れ縁である。

晞衣は一緒にいて楽しい子だ。

「なぁに、晞衣?」

「いや、最近お前、よく愛理と一緒にいるよな~って思ってさ。」

「うん、そうだね?」

「つーか愛理が寄ってってるだろ?」

「えへへー、だって楽しいから~」

二人共キャラが濃く、友達が多い。

ゆるい感じがするかもしれないが、聞き上手の話し上手なのだ。

二人の前だと、とても話しやすい。

「お前ほんっと人気だよな~悠依。」

「え、私?そんな事ないよ!晞衣も愛理も人気だよ?」

「いやぁ、お前の方が人気だろ。」

「そうだよー悠依ちゃ~ん」

「え~いやいや、二人の方が人気だって!」

「お前自覚無いのか~男子にも人気だぞ?」

「へぇ~そうなんだ~すごいねー悠依ちゃ~ん」

「いぃやいやいや!え、その情報どこから~?!」

いつもと変わらない、日常だ。

 

*****

 

『本当のあたしなんて、分からないからな。』

 

その日は、曇り空だった。

晞衣から送られてきたメール。

私は、何て返信したらいいのか分からなかった。

 

『…どういうこと?』

 

『あたしは、誰にも全てを見せられないんだ。お前にも、話してない事が山ほどある。話したくない訳じゃ、ないんだけどな。あたしの全てを知ってる人はいないんだって思ってさ。』

 

『…自分の全てを理解してくれる人が、ほしい?』

 

『…あぁ、欲しいのかも知れないな、あたしは。でも、話せないんだ。…意味不だよな、すまん。』

 

『…いいんだよ?何でも相談してよ。ね?…私、晞衣の全部を、知りたいかもな。』

 

『レズかお前は。』

 

『あはははは。…別に、私に話さなくてもいいんだよ?もし私がその存在になっていいなら、なりたいな。』

 

『…あぁ。いつか、話すよ。あたしの全て。』

 

『無理、しないでね。』

 

『あぁ。』

 

なんとなく、晞衣との距離が、少し近付いた気がした。

 

『私も、全部話すから。』

 

『おう、サンキューな。…なぁ、本当の自分って、何なんだろうな?』

 

…本当の自分……

私の本当の自分は、どれなんだろう?

 

――その日からだった。私が、変わったのは。

 

 

 

 

 

どうもこんにちは~!

Abe=toukaでっすb

いやぁ~、私アメーバの方でも小説を書いてるんですが…

今回は初回なのに長くなっちゃいました\( ^ O ^ )/

お許し下さい_(_^_)_

さて、うごメモが終わってしまいました!

友&家族の皆さん、こちらでよろです(`・ω・´  )ゞ

では、アメブロのURLを載せて、お別れしましょう←おいw

http://ameblo.jp/niika-touka/

それではさようなら!

コメント待ってます☆

 

追記

名前の読み方です!

悠依:ゆい

愛理:あいり(元々はえりって読む設定でしたが…)

晞衣:きい